Iseya-Shinsuke Photography tour in Namibia pt.28
2017/02/21
全てが報われた
10分もすると雨は上がり、雨宿りをさせてくれたキヴァーツリーを撮ろうと上を見上げると…
"虹だ!!"
その言葉を合図に全体が収まる位置まで走る、走る。
7:15 a.m.
いつか出ると思っていた虹
雨にもなれなかった水蒸気が乱反射して乱暴なまでに空を彩る。
このナミビアの象徴の植物であるキヴァーツリーと共に撮れたことは意味があると思う。
7:26 p.m.
色は黄色から赤へ、虹は消えかける寸前に薄っすらと二重にかかり刻一刻と状況が変わっていく。
今まで雨を避ける様に行動をしていたが、
僕は雨季のナミビアに来て最前線から逃げていただけだったのかもしれない。
それでも自然はその場に馴染むという大切な事を教えてくれた。
昨年末に航空券を予約してから興奮と不安を繰り返していたが、
この瞬間全てが報われた。
7:30 p.m.
ケープハイラックス
彼らにとって日常の光景の中で、
キャーキャー騒いでる僕は非日常に映ったかも。
騒がしくてすいません。