Iseya-Shinsuke Photography tour in Namibia pt.22

2017/02/19

移動日

後ろ髪を引かれる思いでセスリムを後にする。

ナミビア南アフリカの国境付近にある、リッチターズベルト国立公園へ行こうとするも

日没間際にまさかのタイヤバースト 。

前日に空気を入れ直していたので完全に油断していた。

 

スペアタイヤに履き替えようとするも雨が降ってきてこの日は終了。

元々この日は車中泊の予定だったので問題は無かったが、

今後はスペアタイヤを使っているので余り無理は出来ない。

 

夜、車の中で今後の日程を考え直し、リッチターズベルト国立公園行きを変更して

その後に行く予定だったフィッシュリバーキャニオン、キバーツリーフォレストガーデン行きを

繰り上げしたのち、Dune45の夕景リベンジに向かう事に決める。

 

雨は日付が変わる頃まで降り続き不安を煽ってくるが、

翌朝起きると雨は上がり日が昇る前に作業を終わらせると曇天は続いているが

絶対に晴れるという自信がどこからともなく湧いてきた。

 

12:19 p.m.

セスリムから南下中この景色を撮り、車に戻ろうとしたら遥か遠くから

アップダウンを繰り返すたび見え隠れしながら車が向かってきた。

 

旅中すれ違う車とお互いの無事を祈りサムアップや手を上げたりして挨拶を交わしたが、

些細な事だけど心強っかた。

 

この車の運転手もすれ違いざまにスピードを落とし大きく手を振り

 

"良いの撮れたか?"と声を掛けてきた。

 

僕は高々とサムアップして大きくうなずいた。

 

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3:07 p.m.

通り過ぎて行くスコールをタイムラプスで撮ろうと用意していると

右から馬が近づいてきた。

 

これはフレームインするぞ!

 

何てワクワクしてたら馬は進路を変更して車の方へ来るではないか。

そして、通り過ぎるのかと思いきや車の中に頭を突っ込み、

シートに落っこちていた一枚のポテトチップスをペロリ、もっとくれと僕に訴えかけてきた。

 

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6:03 p.m.

タイヤがバーストする直前に現れた彩雲

 

幸運の兆し何て言われる事もあるらしいが、タイヤはバーストした。(自分の管理ミスだけど)

しかし、後々考えるとやっぱり吉兆だったのかもしれない。

 

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7:30 p.m.

何かに役立つと思って持っていった手袋がこんなとこで役に立つとは…

純正工具は使い難く手際が悪い。

そのせいもあって雨が降ってきて終了。

ま、急いでる訳じゃないんで良いんだけどね。