2016/02/24 4:28 p.m. JL442 24日1700 モスクワ・ドモジェドヴォ国際空港発 25日0835 東京・成田国際空港着 （9H35） テント泊用の食料を使い果たし、少しばかり軽くなったザックを預け、 お土産を詰め込んで少しばかり重くなったカメラバッグを機内に持ち込…

2016/02/22 5:14 p.m. モスクワ この日は昼前にホテルを出て赤の広場前に行くが、 何かのイベントがあるらしく赤の広場、クレムリンには 入れず美術館を２件はしごしていると既に夕方に。 赤の広場は解放されているも、クレムリン内は時間のため入れず。 数…

2016/02/21 ムルマンスク アリョーシャ/Алёша 20日の朝、定刻より15分遅れでチェベルカに到着したバスに乗りムルマンスクへ。 暗闇の中、通りを曲がりこちらへ向かってきたときは本当に嬉しく、 小さくガッツポーズをしたほどあの光景は忘れられない。 しか…

2016/02/19 9:01 p.m. 北緯 69°9'東経35°8' /Ｎ69°9'W35°8' 翌朝は7時発のバスに乗るため早く起きたいが、夕方に飲んだコーヒーのせいか、全く眠れない。 ただでさえ本当に来るのか分からない不安に加えこのままだと寝坊という不安がつきまとう。 この寝床は…

2016/02/19 3:00 p.m. 町の外れへ 散らばる残骸、空模様、雪の塊、ロシアの暗部を凝縮した様な一枚疲労もピーク、何度も行くか戻るか自問を繰り返したけど いい被写体を見つけると疲れも吹き飛ぶ、 やはり歩いた分応えが出る。 テンションが上がるところを押…

2016/02/19 2:11 p.m. チェベルカ ここはどちらかというと町と言うよりも村。 すぐ先にある町には港や水産加工会社の様な物があるらしく, ここから町の方へと働きに出るようだ。 チェベルカには本当に何も無くイルクーツクよりも廃墟や朽ち果てた廃船が目立…

2016/02/19 12:41 a.m. ほんの少しの間だけ太陽が顔を出した。 その軌道は低く昼間なのに夕日の様な色をしている。 ふと右を見ると先ほど僕に話しかけてきた男性が手を振っている。 なんだか肩の力が抜ける音が聞こえた気がした。

2016/02/19 10:25 a.m. 夜明けと共に辺り一面どんよりと延々続く曇り空が姿を現した。 昨日の晴れ間に見せた優しさは無く、 陰鬱で物悲しいまさに自分の思い描いていたロシアの北極圏。 次々に流れてくる雲に気持ちも滅入りそうになるが負けじとシャッターを…

2016/02/19 8:30 a.m. 町の裏手の丘より朝日を待つが今日も朝日は出ず。 今日が自然風景の撮影は最終日となるがついに今旅では朝日を拝むことは出来なかった。 それでも、たくさんの素晴らしい景色を見せてくれたこの大地に 敬意を払うために最大限今出来る…

2016/2/18 4:53 a.m. 北極圏 バイカル湖での-30℃になれた体には-10℃位だと暖かく感じるようになっていた。 チェベルカに到着して寝床を簡単に確保して海の方へ とても静かに優しく 規則正しい波の音が響いている 湾内といえ僕の想像していた北極圏とは全く違…

2016/02/18 11:11 a.m. チェベルカへ イルクーツクからモスクワ経由で現地時間18時ムルマンスクへ ムルマンスクへ入るも天候が不安定。 ならばとグーグルマップで町と天気予報を調べ、 北へ130km離れたチェベルカという町へ移動することに。 針葉樹林のタイ…

2016/02/16 5:00 a.m. イルクーツク 15日は移動と体と機材のメンテナンス 1枚も撮らず。

2016/02/14 10:00 a.m. ふと足元に目をやると、不思議な模様が目に留まる。 水中のガスが大気中に出る前に凍り,氷の中に閉じ込められてしまったらしい。 大小様々な気泡が氷から逃げる様に尾を引き,湖面に描いた小宇宙

2016/02/14 9:47 バイカル湖滞在最終日 今朝も朝日は出ず。 この湖面で何km歩いただろうか 軽かった靴擦れもだいぶ悪化してきてる。 もう1日伸ばす事も可能だが、残りの滞在のためにホテルへ戻り休息する事に。 テントへ戻る途中、今まで湖面の氷に目を奪わ…

2016/0214 7:49 夜明け前 やはり雲は多いいが見事に頭上だけ晴れ、 遠くの町にかかる雲が町の明かりに照らされている。 新月の真っ暗な空がうっすら明るくなるのと同時に、 氷も黒から青へと色を変え、星はこの日の最後の輝きを見せてくれた。

2016/20/13 16:11 連日吹き続けた風のおかげで冬のバイカル湖本来の姿を取り戻してきた 水深1m前後まで凍結した湖面は車が走るほど 観光客を乗せた日本車が猛スピードで掛けて行き、 車が通ったあとは'ピキッ'と振動が足に伝わるがびくともしない。 朝焼けが…

2016/02/13 3:11 p.m. 水は凍ると体積が膨張する。昨晩は風が吹き荒れかなり冷え込んだ。ボッコン、ボッコン ピシ、ピシピシピシ ゴゴゴゴゴ ズドーン と氷が膨張し耐えきれずに割れる轟音が夜通し鳴り響き、振動が寝ている背中へと響いてきた。変化を求め歩…

2016/02/12 17:56 日没間際、ほんの少しの段差が壁となりシャドーとハイライトのコントラストが出来上がった。光って本当に繊細だ。

2016/2/12 6:40p.m. 花 / ice flower 氷の屑を花びらに見立てようと探しているものの見つからない。うわ言のように花、花と呟きながら歩き続きけていると注意力も散漫になる。 これも違う、これも違う。 数歩通り過ぎて立ち止まる。 花！！ まんま、花 誰に…

2016/2/12 13:00 Listvyanka／Листвянка つかの間の休息 ここ、リストビャンカはシベリア地方のリゾート地 ホテルは充実し、岸辺には海の家の様な屋台があったり（営業はして無っかたけど） 市場の様な所でバイカル湖の固有種のオームリと言う魚が売られてた…

2/11 18:18ヘッドライトを用意し、岸辺へと歩き出す。急ぎ足で歩きながらも度々後ろを振り返ると、その都度違う景色で楽しませてくれる。 風によって雪が吹き飛んだ湖面に優しく夕焼けが反射している様に、 寒さも忘れて引き込まれてしまう。今日はホテル泊…

2016/2/11 5:58 p.m. 予想通り 風、雲の状況から必ず太陽は出ると信じて今あるものをどう使うか必死に考える。 既に手足の指が痛みだしているが関係ない やっと太陽が顔を出したチャンス、逃すわけには行かない。

2016/02/11 5:50 p.m. クルトュクからリストビャンカまでタクシーで約170km、日本円で約¥5.000。 途中前日までの雪の影響で峠道が渋滞していたり、 最初のタクシーが道に迷ったあげく他のに乗り換えさせられたりと手間を取ったが、 なんとか日没前に到着。 …

2016/02/11 6:00 a.m. Blueout. Fog in lake Bikal. 最初、この時滞在していたクルトュクからさらに西へ行き、 山や森の様子を撮りに移動しようと考えていたが連日の天候不良や バイカル湖での撮影状況から東のリストビャンカへ移動することに決める。5時に…

2016/02/10 12:12 p.m. ホワイトアウト 視界は効かず、コンパスを頼りに東へ歩く。 理想とする氷は見つからずひたすら歩く。 透明度の高い氷は見つかるもこの天気、 パッとしないスニッカーズを頬張り、深呼吸なんだ、いい景色あるじゃんか。大きく息を吸っ…

2016/02/10 3:08 a.m. 曇りしかし、ただの曇りではない。 低い、そして寒い。大気中の水蒸気が凍りそれに光が反射して伸びたように見え、 位置の低い雲がそれを拾って色づき賑やかな夜になった。明日は予報通り雪だろう。

2016/02/09 3:29 p.m. さらに2時間ほど歩き星空を背景にこの氷を撮ろうとここにテントを張るも 明日から雪の予報、次第に雲は多くなりこの後どんよりと一面曇り空へ。テントの中でくつろいでると外から声が聞こえる。 顔を出すと四輪バギーに乗ったイカつい…

2016/02/09 1:58 p.m. 今回はJALのマイルでの旅のため一旦モスクワまで８時間半飛び、その後イルクーツクまで東へ ６時間半戻る変則的な型をとる。 成田空港から約15時間、イルクーツクへ。 2月8日、到着日は食料やバーナーで使うガソリンを仕入れるためイル…

2016/02/07 12:38 p.m. 成田を立ち1時間もすると既にロシア上空。 飛行機からの一枚、川の表面が凍りその上に雪が積もり川の脈々ととした 流れが浮き立った造形美は圧巻の一言。