Iseya-Shinsuke Photography tour in Namibia pt.18
2017/02/16
サンドイッチハーバー
ウォルビスベイから南へ40km
砂地の道なき道を行くために4WDの車とガイドを頼み正午に出発。
1時間ちょい走るとガイドが車を停めここから歩いて行くぞと歩き出した。
重い荷物を持っている僕に対し身軽な彼はどんどん先へ行き、
遠くにそびえる壁の様な砂丘をぐいぐい登って行く。
遅れること数分僕が砂丘を登り詰めると、彼はどうだと言わんばかりに
"ここがサンドイッチハーバーだ!"
と、紹介してくれて た。
1:27 p.m.
サンドイッチハーバー
内陸で風と水によって削られた岩が砂となり大西洋に運ばれ、
また風と水によって陸に押し戻されてくる。
旅中、何度か車で真っ黒な川を渡渉したけどそれらが
ブランドバーグやスピッツコップのかけらを運んで、
ここに集まると考えると感動せざるを得ない。
1:55 a.m.
そして、撮りたかったイメージにチャレンジ
波のチューブの向こうに砂丘
なんて写真を撮りたかったけど遠浅のため波打ち際から100m位の所で波が立ち、
それだと遠過ぎるので変更して、
波打ち際で長旅をして来た砂混じりの水と砂丘を写し込む。
光を透過した海水はより黄緑がかって見えた。
3:33 p.m.
ウォルビスベイに戻る途中、段々と気温も下がり霧が立ち込め
先は真っ白になってしまった。
"ここには1日で四季がある。さっきまでは夏だけど、今は冬だ。"
ガイドに写真を撮るために停めてもらうと彼は言った。
最初、僕がここに自分の車で途中まで行って歩いて行こうと思ったけど、
直ぐに引き返したとガイドに言うと彼は大笑いしながら
"それは無理だよ、だいたいここで海に入った奴は初めて見たよ!クレイジーだ!"
来る時もそうだったがガイドは新聞の潮位表を見ながらルートを決めてた。
確かにここは1人では来れなかったな。
気さくで優しいガイドだった。